主な節足動物のライフサイクル:ノミのライフサイクル

ノミは、通常1.0日~6日間で卵からふ化して幼虫になり、2度の脱皮をした後、さなぎから成虫になります。ノミの成虫は、動物に寄生すると体表上にとどまり、吸血と産卵をくり返して、通常1~2カ月で一生を終えます。

ノミのライフサイクルと犬・猫への寄生(ネコノミの場合)
  • 成虫:体長:雄1.2mm~1.8mm 雌1.6mm~2.0mm/特徴:ネコノミはイヌノミよりも頭端が尖っている光や体熱、CO2放出による刺激によって動物の体表に寄生後、8分以内に吸血を開始。雌では吸血後36~48時間以内に産卵(一日平均30個)する。成虫は人に咬みつくこともあり、強いかゆみなどのノミ刺咬症を引き起こす。
  • 卵:直径:0.5mm大/形態:表面は滑らかで白く真珠のような光沢を帯びている産卵後、数時間以内に体表から床に落ちる。好適な環境下(温度27℃、湿度50%以上)では、約1~6日でふ化し、幼虫になる。
  • 幼虫:体長:第1齢幼虫では2mm程度、第3齢幼虫では4~5mm程度/形態:第3齢幼虫では成熟すると餌を摂らなくなり、体が透けて白いロウ状になる1~2週間で2度の脱皮をくり返す。成ノミの糞を主な餌として成長するが、幼虫同士の共食いも起こる。
  • 繭:体長:5mm程度第3齢幼虫が成熟後に繭をつくる。白色で、表面は粘着性があり、周囲のゴミなどを付着させてその姿をカモフラージュする。
  • サナギ繭の中で蛹化する(約1週間)。好適な条件(温度:24~32℃、湿度:78~80%など)がそろって初めてう化する(1年近く生存することがある)。