主な節足動物のライフサイクル:マダニのライフサイクル

マダニは、幼ダニ期から若ダニ期にかけて2度の脱皮をへて成長し、成ダニ期を迎えます。発育期ごとに異なる宿主動物へ寄生・吸血し、全マダニ種のうちの大半が、それを3回くり返す3宿主性マダニです。一生の中で吸血する期間は20~25日間ほどといわれ、他の期間は脱皮や産卵、動物へ寄生する機会を待ちながら自然環境のなかで生活しています。

マダニのライフサイクルと犬への寄生(フタトゲチマダニの場合)
  • 成ダニ:体長:雄3~4mm/雌3~4mm(飽血時には10mm近くになる)動物が通過する際に体熱や二酸化炭素、振動などを感知してすばやく乗り移る。約1~2週間かけて吸血する。
  • 飽血した成ダニ飽血した成ダニは、地上に落下して産卵を開始。約2~3週間で2,000個~3,000個の卵を産み落として1世代が完了する。
  • 幼ダニ:3対6脚を備えている 体長:約1mmで白色最適な湿度化では20~30日間で卵から幼ダニがふ化して動物に寄生。3~7日間の吸血後、地表に落下し、次の発育期へと脱皮する。
  • 若ダニ:4対8脚を備えている 体長:最大で約1.6mm3~7日間の吸血後に地表に落下。脱皮1~2週間後には、新宿主に寄生できる状態となる。